続々登場英会話
私と友人は英語で、私と彼女のお母さんとは日本語で話した。
とてもきれいな発音の日本語を使うので驚いた。 「母はよく日本語の本を読んでいるのよ」と友人は言った。
確かに、ずっと勉強を続けていなかったら、あんなに上手な日本語を話せるはずがなかった。 多くの韓国人が、日本の占領時代に苦難を経験したことも事実である。
しかし、彼女のお母さんにとって、日本語はずっと勉強したい気持ちにさせる魅力をもった文化であったのだ。 自発的に日本語を愛してくれていたことを知って、私はとても嬉しかった。
私が接した限り、おおむね韓国人と日本人はお互いに「気づかう」感じがあった。 神経を逆なでするような話題を避け、日常の付き合いを活発にして、まず「友だち」になった。
お互いの似ている点や、ちょっと違う考え方や習慣について話して楽しんだ。 たとえば、ご飯を食べるとき私たちは左手で茶碗を持ち上げるけれど、彼らは逆に、持ち上げてはいけない。
茶碗を持つのは物乞いの姿勢みたいだから、というのである。 われわれは逆に、茶碗を置いたままだと下を向き続けて「犬食い」のようになると言う。
こんなささいな点の違いを知るのも面白かった。 あと、数人で会食をしたときは、必ず年長者や男性がまとめて払うという意識が、日本よりも強くあるような気がした。
男女の婚前交渉についても、日本よりずっと厳格に考える人が、若い世代にも多い感じがした。 違いといえば他にも、たとえば日本人の方が集団指向で調和を旨とし、韓国人の方が個人指向、独立心が強いといわれる。
民族服の色調に違いを見出す人もいるし、議論などすると、韓国人の方が確かにずっと激情的に話をする。 しかし、年長者に接するときに自然にお辞儀をするなどの、ちょっとした動作に表われる基本的な感覚が、日本人といちばん近いのは韓国人ではないかと思った。
向こうの方が厳格で、ちょうどひと昔前の日本人のようだが、染み込んでいる物は共通であった。 とにかく、私たちはニュース映像ではなく、またファッション雑誌の写真や教科書の記述でもない、お互いの実像に触れた。
アメリカという第3国にいるから、お互いの社会が持っている固定観念やしがらみから自由になれるということもあると思う。 そして、アメリカを中心とした地図で自分たちの国を見たとき、お互いはとても近く、人々は似た特徴を持っていることに気づいた。
日本と韓国は一日も早くわだかまりを解いて協力していく必要があると思うようになった。 面白いことに、アメリカに行って最初に目覚めた国際関係、作った国際社会は、日本と韓国だったのである。
自他ともに認める人生を夢見る人にとって代表的なコースの1つは、まずアイビーリーグのビジネススクールを出ることだといえるかもしれない。 しかし、アメリカ人でさえも厳しい「エリート」への道。
語学力のハンディがある日本人には、実際どのくらい困難がつきまとうのだろう。 そして就職状況は、本当に恵まれているのだろうか。
そこで今回は、97年にC大学ビジネススクールを卒業しMBAを取得した、Sさんに話を聞いた。 簡単に経歴から。
Sさんは、J大学外国語学部比較文化学科を卒業後、Mに就職。 カメラ事業部で貿易部門に配属された。
当時の職場は、特に「総合職」「一般職」という分け方はしないで、各自の積極性や能力によって仕事内容が決められる方法をとっていた。 Sさんは入社3年目から2年間、M製品の販売を担当するニュージャージーの現地法人に、駐在員として派遣された。
「マーケティングプランニング・アシスタント」というのが、そこでの肩書き。 帰国後は経営企画部に配属され、円高や国際化の流れに伴う、中国での生産拠点の拡大という仕事に携わった。
「とてもやりがいもあり、それなりに面白かった」と、Sさんは当時の仕事を振り返る。 しかし、「言われたことだけをこなしていた」自分の働きぶりに、徐々に物足りなさを感じ「自分で資料を分析し、事業の方針についてジャッジメントができるようになりたい」と思うようになる。
それには、どうしても経済学や経営学の基盤が必要だと思った。 大学生のときには通訳になりたかったので、その方面の専門知識にはほとんど触れずにきてしまったのである。
むろん、英語力はさすがで、TOEFLは650点。 高校時代に1年間、交換留学を経験している。
C大学を選んだ理由は、女子学生の比率が約30パーセントと、ビジネススクールのトップテンの中ではもっとも高かったことや、以前すぐ近くのニュージャージーで働き、ここで学ぶ友人とよく遊んでいたので、親しみがあったこと。 しかし……。
大学選びは入ることより出た後のことを考えて「ニューヨークという土地柄のせいでしょうか、コロンビアのビジネススクールは、ウォール街で金融の仕事をしたい人には最高だと思います。ファイナンスの科目に重点が置かれている感じ。でも、私のMBA取得の目的は、会社の財務や事業実績を分析して、会社の経営方針に判断を下せるようになりたい、ということだったわけでしょう・・・。とはいっても、コロンビアのプログラムはとてもフレキシビリティに富んでいて、私の場合、得意なマーケティングなどの科目は最初からアドバンストのクラスを取れるし、逆に今までまったく馴染みのなかったファイナンス系の授業は基礎から始められるので、だいたい満足していますが」だから、Sさんからのアドバイスは「入るときよりも、出るときのことを考えて!」。 つまり、大学を選ぶときは、偏差値ランキングのような基準で見るのではなく、学校の特色を重視すること。
自分の将来のキャリア設計に照らして、ためになるのはどこかと決めるべき。 今そこで勉強中の人に話を聞くことが大切だという。
さて、ビジネススクールでは、「グループワーク」、つまりディスカッションをして結論を導き、そのプロセスや貢献度が評価されるといった課題が非常に多い。 中には、グループの学生同士で相互に成績評価する場合や、チーム全員に同じ点数がつく科目もあり、学生はどうしてもナーバスになる。
特にわれわれ日本人にとっては、語学力のハンディがたいへん気になるが、この点はどうクリアすべきなのだろう?「英語の上手へ夕でなく、自分から与えられる内容を持つことが、常に要求されるんです」……といっても、最低限、他の学生とディスカッションできるだけの英語力は必須だと私は思うが。 コロンビアのMBAは日本人全員の就職が決まった問題の就職については、Sさんは結局以前の会社の現地法人へ再就職が認められ、しかも希望通り、アメリカで働けることになった。
休職という形だと、かえってわずらわしいと、思いきって退職し勉強していただけに「とてもラッキー」な再出発だと思っている。 ちなみに、コロンビアのビジネススクールには同期の日本人が10人いて、うち半分は会社からの派遣。
あとは会社をやめてキャリアアップ目的だが、卒業前に全員の就職が決まっている。 同じ大学の国際関係公共学部が約半分なのに比べると、就職状況はかなりよいといえる。
Sさんによれば、入学のために特に重要と思われるのは、エッセイの内容と、クラスでの貢献についての見通し。 自分はここで何を得たいのか。
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とてもきれいな発音の日本語を使うので驚いた。 「母はよく日本語の本を読んでいるのよ」と友人は言った。
確かに、ずっと勉強を続けていなかったら、あんなに上手な日本語を話せるはずがなかった。 多くの韓国人が、日本の占領時代に苦難を経験したことも事実である。
しかし、彼女のお母さんにとって、日本語はずっと勉強したい気持ちにさせる魅力をもった文化であったのだ。 自発的に日本語を愛してくれていたことを知って、私はとても嬉しかった。
私が接した限り、おおむね韓国人と日本人はお互いに「気づかう」感じがあった。 神経を逆なでするような話題を避け、日常の付き合いを活発にして、まず「友だち」になった。
お互いの似ている点や、ちょっと違う考え方や習慣について話して楽しんだ。 たとえば、ご飯を食べるとき私たちは左手で茶碗を持ち上げるけれど、彼らは逆に、持ち上げてはいけない。
茶碗を持つのは物乞いの姿勢みたいだから、というのである。 われわれは逆に、茶碗を置いたままだと下を向き続けて「犬食い」のようになると言う。
こんなささいな点の違いを知るのも面白かった。 あと、数人で会食をしたときは、必ず年長者や男性がまとめて払うという意識が、日本よりも強くあるような気がした。
男女の婚前交渉についても、日本よりずっと厳格に考える人が、若い世代にも多い感じがした。 違いといえば他にも、たとえば日本人の方が集団指向で調和を旨とし、韓国人の方が個人指向、独立心が強いといわれる。
民族服の色調に違いを見出す人もいるし、議論などすると、韓国人の方が確かにずっと激情的に話をする。 しかし、年長者に接するときに自然にお辞儀をするなどの、ちょっとした動作に表われる基本的な感覚が、日本人といちばん近いのは韓国人ではないかと思った。
向こうの方が厳格で、ちょうどひと昔前の日本人のようだが、染み込んでいる物は共通であった。 とにかく、私たちはニュース映像ではなく、またファッション雑誌の写真や教科書の記述でもない、お互いの実像に触れた。
アメリカという第3国にいるから、お互いの社会が持っている固定観念やしがらみから自由になれるということもあると思う。 そして、アメリカを中心とした地図で自分たちの国を見たとき、お互いはとても近く、人々は似た特徴を持っていることに気づいた。
日本と韓国は一日も早くわだかまりを解いて協力していく必要があると思うようになった。 面白いことに、アメリカに行って最初に目覚めた国際関係、作った国際社会は、日本と韓国だったのである。
自他ともに認める人生を夢見る人にとって代表的なコースの1つは、まずアイビーリーグのビジネススクールを出ることだといえるかもしれない。 しかし、アメリカ人でさえも厳しい「エリート」への道。
語学力のハンディがある日本人には、実際どのくらい困難がつきまとうのだろう。 そして就職状況は、本当に恵まれているのだろうか。
そこで今回は、97年にC大学ビジネススクールを卒業しMBAを取得した、Sさんに話を聞いた。 簡単に経歴から。
Sさんは、J大学外国語学部比較文化学科を卒業後、Mに就職。 カメラ事業部で貿易部門に配属された。
当時の職場は、特に「総合職」「一般職」という分け方はしないで、各自の積極性や能力によって仕事内容が決められる方法をとっていた。 Sさんは入社3年目から2年間、M製品の販売を担当するニュージャージーの現地法人に、駐在員として派遣された。
「マーケティングプランニング・アシスタント」というのが、そこでの肩書き。 帰国後は経営企画部に配属され、円高や国際化の流れに伴う、中国での生産拠点の拡大という仕事に携わった。
「とてもやりがいもあり、それなりに面白かった」と、Sさんは当時の仕事を振り返る。 しかし、「言われたことだけをこなしていた」自分の働きぶりに、徐々に物足りなさを感じ「自分で資料を分析し、事業の方針についてジャッジメントができるようになりたい」と思うようになる。
それには、どうしても経済学や経営学の基盤が必要だと思った。 大学生のときには通訳になりたかったので、その方面の専門知識にはほとんど触れずにきてしまったのである。
むろん、英語力はさすがで、TOEFLは650点。 高校時代に1年間、交換留学を経験している。
C大学を選んだ理由は、女子学生の比率が約30パーセントと、ビジネススクールのトップテンの中ではもっとも高かったことや、以前すぐ近くのニュージャージーで働き、ここで学ぶ友人とよく遊んでいたので、親しみがあったこと。 しかし……。
大学選びは入ることより出た後のことを考えて「ニューヨークという土地柄のせいでしょうか、コロンビアのビジネススクールは、ウォール街で金融の仕事をしたい人には最高だと思います。ファイナンスの科目に重点が置かれている感じ。でも、私のMBA取得の目的は、会社の財務や事業実績を分析して、会社の経営方針に判断を下せるようになりたい、ということだったわけでしょう・・・。とはいっても、コロンビアのプログラムはとてもフレキシビリティに富んでいて、私の場合、得意なマーケティングなどの科目は最初からアドバンストのクラスを取れるし、逆に今までまったく馴染みのなかったファイナンス系の授業は基礎から始められるので、だいたい満足していますが」だから、Sさんからのアドバイスは「入るときよりも、出るときのことを考えて!」。 つまり、大学を選ぶときは、偏差値ランキングのような基準で見るのではなく、学校の特色を重視すること。
自分の将来のキャリア設計に照らして、ためになるのはどこかと決めるべき。 今そこで勉強中の人に話を聞くことが大切だという。
さて、ビジネススクールでは、「グループワーク」、つまりディスカッションをして結論を導き、そのプロセスや貢献度が評価されるといった課題が非常に多い。 中には、グループの学生同士で相互に成績評価する場合や、チーム全員に同じ点数がつく科目もあり、学生はどうしてもナーバスになる。
特にわれわれ日本人にとっては、語学力のハンディがたいへん気になるが、この点はどうクリアすべきなのだろう?「英語の上手へ夕でなく、自分から与えられる内容を持つことが、常に要求されるんです」……といっても、最低限、他の学生とディスカッションできるだけの英語力は必須だと私は思うが。 コロンビアのMBAは日本人全員の就職が決まった問題の就職については、Sさんは結局以前の会社の現地法人へ再就職が認められ、しかも希望通り、アメリカで働けることになった。
休職という形だと、かえってわずらわしいと、思いきって退職し勉強していただけに「とてもラッキー」な再出発だと思っている。 ちなみに、コロンビアのビジネススクールには同期の日本人が10人いて、うち半分は会社からの派遣。
あとは会社をやめてキャリアアップ目的だが、卒業前に全員の就職が決まっている。 同じ大学の国際関係公共学部が約半分なのに比べると、就職状況はかなりよいといえる。
Sさんによれば、入学のために特に重要と思われるのは、エッセイの内容と、クラスでの貢献についての見通し。 自分はここで何を得たいのか。
英会話とコラボレートしてみました。日本最大の英会話サイトです。
英会話の実態がよく分かります。の効果抜群です。
オンリーワンの英会話の文章力をどんな場面で発揮したいのかでも、英会話に対する考え方が変わってくるのではないでしょうか。
